お大事に〜

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ウチの愛犬ポーが、我が家にやって来て今年で10年になろうとしています。
数年前に肝臓の数値が悪化し慌てましたが、今では数値も落ち着き、薬は継続的に飲んでいますが
元気に暮らしております。
ラブラドールの性格でしょうか、頭にお花が咲いているンじゃないかと言った能天気さで家族の
マスコット的役割をしっかりとつとめてくれています。

この時期はフィラリアの予防薬に狂犬病の注射、ワクチンの注射と病院のお世話になる事が多いのです。
ボクはポーの肝臓の薬をもらいに毎月病院には行っているのですが、ポーはこの時期に集中して病院に行く事に
なります。
元来ビビリなポーは、病院が嫌いで診察台の上が汗でビッチョリになるほど緊張しまくりです。
先日もフィラリアの薬をもらう為に病院へ。お薬をもらう為には体重を量り、フィラリアに感染していないか
血液検査をしないといけません。
ポーの場合はココで肝臓の数値も検査してもらいます。人間でいう『人間ドッグ』みたいなもんです。
何か字面にするとおかしな感じになっていますが、ココで悪いところが無いか見てもらうのです。
まあ、人間もそうですが慣例的なものとしてこの日も、のほほんと診察室で先生が来るのを待っていたのですが
この日は診察に来られている人が多く、けっこう診察室で待たされました。ビビリなポーと同じく緊張しーの
ボクはトイレに行きたくなりグッとこらえて待っていました。う〜〜ヤバいかも!!これはポーを残してトイレに
駆け込むか、車にいったんポーを戻しトイレに駆け込むか、色々と思案していたところようやく先生と看護師さんが
現れ、ボクは非常宣言だしポーを看護師さんに託しトイレに駆け込みました。(汗)
間に合ってホとしたのとスッキリした気持ちで、診察室に心の中でスキップをしながら急いで帰ったのですが
診察室の扉を開けた時の先生の顔が厳しい!!スッキリした気持ちがイッキに暗くなり悪い予感が。
ポーの身体を触りながら先生が「ここと、ここに、しこりがあるのですが」先生に導かれボクが触ってもわかる程の
こりこりがありました、それも数カ所も。
針で刺して組織検査をすれば悪いものか、放っといてもいいものか、三日程でわかると言うのでしてもらう事に。
しこりの組織を取るのに針を刺す間にポーを抱きしめて抑えておくのですが、その時の暗澹たる気持ち。
帰りの車の中でも、カミさんに言ったらショックを受けるだろうな〜とか、息子も幸か不幸か遅出で家に居るので
ショックを受けるだろうな〜など、色んな事が頭の中を駆け巡りながら家に戻りました。
何も無い事に疑いの余地もなく無邪気に「どうだった〜?」と聞いてくるカミさんに、事実を伝える時の辛さ。
案の定と言うか、すごいショックを受け動揺が隠せない状態。ボクとしては男として、家長として、どっしりと構えて
置かねばと心に決めて、家に帰って来た気持ちが早くも揺らぎ始め、そのそぶりを見せないようにする事で誠意イッパイ
な始末。なので気の利いた事も言えず、「しょうがね〜よな」を繰り返すばかり。こんなとき程ボキャブラリーの無さを
勉強をして来なかった事の後悔を感じます。
遅出の息子の出勤を見送り、用事をしに街に出て行ったのですが、その車の中で夫婦でポーのこれからの事。
治療方針等話し合い、気分はどん底に落ち込み、二人で悲しみに暮れていました。
二人とも用事を済ますのにも心ここに在らず。しかし時間は止まってはくれません。みんなが生活するため、生きて
行く為に動き続けています。
その為には、夕飯の為にお肉を買ったり野菜を買ったりしないと行けません。どんより気分でスーパーで買い物を
している所に携帯が鳴り、見ると動物病院からの表示が。三日程かかると言う事だったのでまだ悪い事があるのかと
恐る恐る出ると、朝に診察して頂いた先生の声が。簡単な挨拶を交わした後、先生が「もう結果が出ました」とのこと。
まず血液検査の説明を受け、肝臓の数値、フィラリアの有無などを説明され、ボクとしては「悪性の腫瘍ならそんなの
関係ないじゃん」と思いながらも、先生の説明を聞き続けました。そしてとうとう先生から「組織検査の結果ですが」
の言葉が。半分投げやり気味で聞いていると「ポーちゃんのしこりですが、脂肪の固まりでした」との言葉が。
えっ、それじゃあ悪性腫瘍と言う話は!?など頭がこんがりながらも、結果なんでもなかったと言う事で、「お大事に〜」
という先生の明るい声を聞いて通話が切れた瞬間、今にも泣き出しそうな顔でそばにたっていたカミさんに向かって
ガッツポーズを取った瞬間、腰が砕け落ちました。スーパーのど真ん中で二人して泣き笑いの顔になり、端から見ると
異様に写った事でしょう。
しかし今回は何も無かったですが、最初に書いた通りポーも10才。大型犬は何が起こってもおかしくないと言われる
年齢に突入します。今回の事で家族での覚悟が少しだけ出来たのかもしれません。少しでも遠い未来であって欲しいのですが。
そんなドタバタがあってホッとしたのはいいのですが、その騒動があった夜中から、異様に喉が痛くなり、その痛みで
目を覚ます程に。次の日に今度は自分の医者に行き診察してもらうと、喉が強烈に真っ赤っか。イッキに風邪を引いてしまいました。
この言葉が当てはまるのかどうかはわかりませんが、「病は気から」と昔から言われます。
人間精神状態で免疫力とゆうのが、すごく上がったり下がったりするのだろと実感しました。
ボクシングを始めて体力的にもついて来ていて、少々の風邪は跳ね返せていると自信を持って来ていたのですが、今回の
騒動でこんなにも簡単にボロボロになるなんて思いませんでした。
人間過信をしてはイケナイと、マスクの下はダラダラの鼻水を流しながら、病院の受付のお姉さんの「お大事に〜」を
聞きながら胸に刻むのでした。




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by matufuku | 2016-05-19 14:29 | matu | Comments(0)